SDL、露英のニューラル機械翻訳を実現

SDLが新たな業界標準を打ち立てたほぼ完璧な露英機械翻訳が、グローバル企業で活用されています。

SDL(LSE:SDL)は本日、言語処理の人工知能(AI)において極めて困難とされてきた露英翻訳を次世代のSDL Neural Machine Translation(NMT)2.0がマスターしたことを発表しました。 

SDL NMT 2.0は、あらゆる業界標準を上回り、露英機械翻訳の新たな基準を打ち立てました。プロの露英翻訳者が、このシステムによる翻訳の90%以上を完璧と評価しています。新しいSDL NMT 2.0のロシア語エンジンは、安全なNMT製品のSDL Enterprise Translation Server(ETS)を通じて企業のお客様に提供されます。大量の情報の多言語翻訳が可能になります。

SDLのCEOであるAdolfo Hernandezは次のように述べます。「機械翻訳コミュニティが直面している極めて困難な言語学上の課題の1つを、SDLのチームが克服しました。ロシア語は、機械翻訳の学術研究コミュニティが活動するきっかけとなった言語であり、コミュニティとって常に主要課題となっていました。SDLは、このような困難な言語をマスターするため、そして企業のお客様のグローバル化をサポートするため、画期的な研究戦略を採用しました。同時に、限界を押し上げ、パフォーマンス水準をさらに引き上げてきました。現在、ほかの複雑な言語でもリーダーシップを取るために新たな道を切り開いています」

Hernandezは続けます。「英語と比較すると、ロシア語の言語特性と複雑さが、MTシステムでのモデル化を特に困難にしています。ロシア語は、英語とは異なる構文、文法、語順で構成された高度な屈折語なのです。このような相違点が作り出す複雑さを踏まえ、SDLのMachine Learning R&D部門は翻訳品質の向上に常に取り組んでいます」 

SDLのMachine Learning R&D部門HeadであるSamad Echihabiは次のように述べます。「SDLの科学者とエンジニアは、15年以上に及ぶ機械翻訳の研究と技術革新を通じて、ニューラルMTをレベルアップさせるという難題に立ち向かいました。ニューラルテクノロジーを進化させ、最適化し、調整することで、ロシア語から英語などの非常に複雑な翻訳に対応し、驚異的な成果を挙げています。現在、SDL NMT 2.0による機械翻訳は、露英翻訳者による翻訳とほとんど見分けがつかない翻訳ができるようになっています」 

SDL NMT 2.0は、形態学的に複雑な言語に対応するために、精度と流暢さの両面から最適化され、強力なパラダイムを備えています。また、対象のデータの量と質に応じて高い学習効率を上げる設計になっています。SDL NMT 2.0を開発する際には、企業を念頭に置き、用語管理サポートを通じた翻訳速度向上とユーザー管理を大きく重視しました。これにより、翻訳会社の生産性も向上します。SDL所属の翻訳者が、この新たな開発を活用してメリットを得る第1号になるでしょう。 

SDL NMT 2.0を搭載したSDL Enterprise Translation Server(ETS)は、グローバル企業における理解、コミュニケーション、連携、業務の方法を変革し、大量のコンテンツの迅速かつ安全な多言語翻訳と配信を可能にします。翻訳データの管理と安全を総合的に実現するSDL ETSは、政府機関でも10年以上にわたり活用されています。

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